もう5月も後半ですね。
5月といえば、2年前の5月、
新大阪でセラピールームを開きました。
それまでは、医院のベッドをお借りしてセラピーをやっていました。
医院でのセラピーは私の今のベースになっています。
いろんな経験がありました。
エネルギー療法で、まだ初心者の頃、お金をいただかなくて、患者さんの体を見させてもらってました。
修行中です(^_^)
医院はリハビリの施設もありました。
牽引のベッドとか、いろいろ置いてあり、腰が痛いとか、首の調子が、とかの患者さんがたくさんこられてました。
私がみせてもらっていたのは、エネルギーのことなんか、何も知らない普通の患者さんでした。
ドクターから、お金いらないし受けてみたら?
と勧められて受けたっていう感じでした。
Aさん、初老の男性、症状はひざが痛いとのこと。
Aさんは、居丈高の背の高い現役時代はバリバリ人を使っていた管理職タイプの方です。私の父と同年代です。
ドクターから勧められて、しぶしぶきた様子。
私を見て、一瞬あきれた様子。
こんな小娘のような者に何ができるねん、って言いたいのがありありとわかりました。
私は初心者、そんなことを気にしている余裕もありません。
とにかく施術を始めました。
そのAさん、外見とはうらはらにとても敏感な方で、私が施術をひとつひとつする度に、なんらかの身体の反応がでるのです。
はじめはうさんくさそうにしてたのですが、自分の身体に反応がでるので、さすがに自分でも不思議で、
「なんでやろ、なんでやろ、不思議や....」
とつぶやいてました。
私は相変わらず余裕がなく、夢中で施術を続けていました。
そのうちAさん、座ったままで寝てしまいました。
(施術を受けると眠くなる時があります)
自分なりに施術が完了したので、Aさんを起こして、終わりました、って言いましたが、Aさんまだぼ〜っと座っています。
「不思議や、不思議や、いったい何したん?
魔法でもかけたんとちがうか」
あんだけ、居丈高の態度が影もなく、ほんとに、抜け殻のようにぼ〜っとなって帰られました。
私は私で身体の反応は外見、態度、性別、年齢に関係ないんだということを、この方の施術をしてわかりました。
次の週、いつものように施術をしてて
「次の方、どうぞー」
って声をかけたら、Aさんが入ってこられたので、とてもうれしかったです。
もちろん、居丈高ではなく、普通になっていました。
今はエネルギーていったら、レイキとかその他よく知られていますが、当時はそんなに知られていなく、おまけに普通にお医者さんにかかろうと来た患者さんなので、説明するのに、気功の気みたいなもんです、って説明してました。
天からのエネルギーとか、宇宙のエネルギーとか言おうもんなら引かれてしまいますもの。
患者さんから、気功の先生って、言われてました。
いや、ちょっと、ちがうのです,,,
まぁ、いいや。
今はヒーリングだとかの言葉が知られているので、その時みたいなことはないと思います。
私の貴重な体験のひとつです。
し、失礼な
でも、ま、そう思われるかも。