大阪の北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella
前々回のブログに自分のインナーチャイルドのことを書いたと思うのですが、またまた違うバージョンのインナーチャイルドをみつけてしまいました。
どんだけ、いるんだ。
今回は父のことでわかりました。
母が亡くなって、認知症のある父は施設へいってもらっています。
母が生前の時から、ショートステイしていた施設です。
で、父はショートステイしていた時から、帰りたい、帰りたい。
行く時は、行きたくないと母を困らせていました。
母は父のことがかわいそうと思う気持ちと、その父の言葉を聞きたくないので、
自分が犠牲になってもいいから、家にいてもらうと言っていました。
結局、母は亡くなり、父は施設へ行っているのですが
父に会いにいきますが、母が亡くなったことは忘れています。
会う度に、その話をしているのですが、毎回、新鮮に
えっ?!亡くなったんか?
と言います。
そこで、認知症でなければ、きっと母が亡くなったことを悲しむと思うのですが、自分のことしか言いません。
自分はこれから、どうしたらいいねん?と。
姉に帰ってきてくれとか、弟に帰ってきてくれとか、自分一人で暮らすとか。
無理難題を言います。
ここにいるのはいやや、お金をあげると言われてもいやや、と。
毎回、同じ話になります。
そこの雰囲気も病院のような感じですし、いろんな方がいらっしゃるので、家のように自分のペースでは過ごせない。
父の嫌がる気持はわかります。
あんまり、そんなことを言うので、私の中で
老い先が長くないであろう父の希望をかなえてあげられない罪悪感と、
毎日は無理だけど、月の何日かだったら、父の面倒は私が見れるのではないかと
いう思いがありました。
それを姉に言ったら、いいけど、いつか私がしんどくなるで、と。
介護の現場に詳しい方に言うと、それが一番介護のスタッフが困ること、と言われました。
中途半端に帰ると、たいへんらしいです。
また、そういう人多いとも言われました。
で、気づいたのです。
私は母と同じように自己犠牲をしようとしていると。
父に対して、少しニュアンスがちがいますが、親の顔色をみて、言いなりにならなければの状態でした。
いい子でいなければ、でした。
あ〜〜。
この歳になっても、まだ、そんなインナーチャイルドがいたのです。
思い返してみるに、親の言いなりにならなければ、すごく怒られたとかはないので、勝手に自分でそう思っていたのですね。
あ〜〜〜。
おめでたいです(^_^ゞ
それがわかってから、正直、罪悪感はきれいさっぱり消えてしまったわけではないですが、父のことは施設でお願いしていただこうと思いました。
自分の勘違いのインナーチャイルドなので、癒すとかではなく、そんことしなくていいよと、勘違いだよって、言ってあげようと思います。
あ〜〜〜。
ホホホ。
旧暦のお正月ですゆえ(^_^ゞ
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傷ついたインナーチャイルドはもちろんですが、勘違いインナーチャイルドもいるのですね。
どちらにしても、自分のインナーチャイルドと向き合います。
野原さま
いつもコメントありがとうございます。
そうなのです、私もよく考えてみました。
やはり、根底に自分の一番にある
「母親に迷惑をかけてはいけない→悲しませてはいけない」
があって、それが自分なりにへんなふうに思い込んでしまったのではないかなと思います。
さすが、野原さん!奥のところまできづいて下さいました。