大阪北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella
セラピーをやっていると、同じような課題の方が続いて来られます。
最近は母親に抑圧されていた人たちが、多いです。
抑圧されてというのは、親が支配的、例えば、子供が何かをするときに、ダメ、とか、無理とかやる前から、制限をしている親。
危ないからとか、そんなことしたらこうなるとか、あなたには無理と。
わがままな親で自分の感情のままでとか、気分に左右される、とか、反対に規範的でこうするべきとか、もあります。
もちろん、思春期にはぶつかりますが、でも、根本的には親に認めてもらいたいというのがあります。
親に認めてもらいたいというのと、そうしてもらえなかったという気持ちのせめぎあいです。
来られた方は親のことが大嫌いです。
10年以上も親と連絡をとってないという方も。
母親のことを話すと、体が緊張して、母親の話はもういいです、というぐらいの方。
母親のことに関しては、セッションはしたくないです、という方。
そんな方とのセッションをしていって、母親を全く拒否していた上記の方が、もういいやと思える、と。
決して投げやりではなく、自分のしんどかった状況を受け入れたということです。
ということは母親を受け入れたということです。
素晴らしいことだなぁと思います。
どうなったら、そうなれるかですよね。
インナーチャイルドのセッションをしていきました。
セッションでは変性意識の状態で、自分の小さい子供を思い出してもらって、
その子の言いたいこと、やりたかったことなど、丁寧に聞いて、その子の
できなかったこと、言えなかったことを、大人の自分が横にいて
聞いてあげたり、やってあげたりします。
その時は、小さい子供の自分ですが、別の人物の子供のように感じます。
不思議です。
その子とコンタクトをとって、その子の気持ちや、やりたいことを制限せずにやっていくことで
気がついたら、上記のような状態になっていきます。
セッションに来ていただくのが一番早くて効果的なのですが、ご自分でもできるやり方をお知らせします。
まず、リラックスした状態を作ってください。
お仕事も用事もすべてない状態で、電話もきって、椅子に座って、目を閉じて。
自分の小さい子供の時をイメージでいいので思い出してください。
何才ぐらいの子ですか?
その子はどんな感じですか?
その子とお話できますか?
何て言ってます?
話を聴いてあげてください。
よく頑張ったね、しんどかったね、
と、言ってあげてください。
子供の自分がでてこなくても、気にせず、自分の小さい時のことを思い出してください。
あったことなど思い出して、あ〜、私、こんなしんどかったな、と。
よくやったなと。
それを思う、それだけでも十分です。
自分のために、自分と向き合う時間をつくってください。
何回かやっていただくと、知らない間に変わっていきます。
あなたの心の隙間を埋めるのは、他の人ではなく、あなた自身です。
いやいや、してませんから┐( ̄ヘ ̄)┌
上記の方達は親と離れているので、自分を取り戻すことができますが、なんだかの事情で親が側にいるなら、しんどいですね。
そんな方は離れる時間を意図的に作るということと、やはり、インナーチャイルドを癒してください。
それをすることで、自分の軸ができるので、前よりは動じなくなると思います。