大阪北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella
タイトルの意味がわからないと思われるかと思うのですが
まず、場面緘黙(かんもく)症というのは、子どもが、家では話せるのですが、学校などで話ができなくなる状態です。
リフレーミングというのは直訳すると、枠組みを変える。
物のとらえ方を変えることです。
小学校の時に場面緘黙(かんもく)症だったクライアントさんが来られました。
場面緘黙(かんもく)で、自分でもどうして話せないのかわからない。
そのことで、友達からはいじめられる。
自分はみんなに迷惑をかけていると、子ども心に常に思っている。
で、その体験が今の自分の自己否定となっている。
その自己否定はどんなふうかというと、自分が悪くないのに、常に自分のせいだと思ってしまう。
やたら、謝る。過剰なぐらい謝る。
それの繰り返しでしんどい。
そのことで、セッションをしました。
過去に起こったことに関して、なかったことにはしないです。
とらえ方を変える(リフレーミング)という方向にします。
大人の視点からその時の状況を客観的に見ていただきました。
クラスに全然しゃべらない子がいたら、興味を持つよね。
どうにかして、話してもらおうとするよね、
それでも、うまくいかなかったら、何、この子って
なるよね。
と、気づかれました。
今回、感動したのが、子供の視点からのリフレーミングでした。
「しゃべらなくてもいい、あり方 」
「ひとつの芸術だ」
「しゃべらない人がいてもいい」
「しゃべらない方がひとつの表現方法」
というふうに、とても斬新な子供の視点からの言葉でした。
これらに気づいて、終わったらすぐに変化があるとは言えないですが、気がついたら、変わっていた、となると思います。
皆さんも、今起こっていることの意味、
なぜ、私はこんなふうに反応するんだろう?
過去のしんどかったことをリフレーミングしたら、どんな言葉になるんだろ?と一度、考えてみてください。
はい(^_^ゞ
って、ちゃいますやん!
クライアントさんの許可を得て載せています。
細かいことは省いています。
素晴しいセッションでした。