大阪北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella
昨年末に父が亡くなってから、両親が住んでいた家等の相続があり、その手続きで姉私弟と定期的に会っています。
大人になってから、3人だけで会うことは滅多になかったのです。
その中で、両親の話から、自分たちの小さい頃の話になって、それぞれの親に対する思いや自分の子供の頃の話になりました。
私の姉は、両親のことをあまりよく思ってなかったのです。特に父親のことは嫌いといっても良いぐらいです。
言葉の端々に姉の両親への思いを感じていたので、なんでかなと思っていたのです。
今回、姉の子供の頃の思い出話から、姉は、両親や祖父母、住み込みの従業員の人までも、事あるごとに否定されていたと。
怒られてばかりで、褒めてもらったことがない。
何をしても否定されるので、自分から何もしなく何も言わなくなった。
これが姉のインナーチャイルドです。
その時、初めて聞きました。びっくりでした。
私の子供の視点から見た姉は、初孫だったので、祖父母からかわいがられていました。
私は年子の弟がいたので、姉はかわいがられ、弟は3人目の男の子で、周りからかわいがられ。
私のことは誰もかわいがってくれないと思ってました。
なので、子供心に母親が忙しいのはわかっていたので、自分から父親にちょっかいを出していました。
そうしたら、相手をしてもらえるから。
そういえば、私が小さい時に
「お姉ちゃんはいいな。おじいちゃんやおばあちゃんからかわいがってもらえるし、弟もかわいがってもらえるし、私のこと誰もかわいがってくれへん」
と言うてたわ。
えつ、そうなん?そんなこと小さい私言ってたんや。
誰にもかわいがってもらえない。
これが私のインナーチャイルドです。
弟に聞いてみました。
何と、持って生まれたおっとりした性格も関係していると思うのですが
両親や、おじいちゃんにもかわいがってもらってたし、そんなことは感じたことがない、と。
んまぁ、特に何もなかったとは。
同じ環境で育っても、こんなに違うのです。
両親の子供に対する扱い方関係していると思いますが。
1番目は親も初めてだし、何かにつけ、慎重になるし過干渉になるし。
2番目は、上の子でうまくいかないことを学習しているので、どちらかといえば自由にさせている。
子供自身も、上の子の行いを見てうまく立ち回るので、親は手がかからない。
もしくは自分に注目してほしいので、問題をおこすというのもあります。
3番目は親も子育てに余裕ができ、かわいがります。
こうやって書いてみると、私たち姉私弟は、通説そのままですね。
姉は、大人になって随分経ってから、自分と両親のこと、気持ちの整理をつけたそうです。
両親が老いてきて、一番動いてくれたのが姉でした。
私は、かわいがってもらえなかったと思っていたインナーチャイルドに関しては、折り合いをつけています。
それ以外に、母に迷惑をかけてはいけないインナーチャイルドは、現在進行系です。
弟のインナーチャイルドに関して、聞くのを忘れたのですが、上記の内容だと、両親との中でのインナーチャイルドはいない感じです。
同じ親の子でもこんなに違うんだと、再認識致しました。
ご兄弟がいらして、機会があれば小さい時のこと、一度聞いてみてください。
子供の視点での理解なので、間違っていることあると思います。
それを認識することで、自分を再認識できると思います。
ふふんって(ー ー;)
インナーチャイルドは気がついてあげるのが大事です。
まずはそれ。