大阪北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella
クライアントさんとの話の中から、生体反応テストの話になりました。
生体反応テストとは、調べたいものが自分の体に合っているのかどうかを、体の反応をみて、調べるテストです。
自分の体に聞くというやり方です。
主にオーリングテストがよくされています。
他にも違うやりかたがあります。
オーリングテストとは、二人一組で、被験者が人差し指と、親指でOの形に輪っかを作り、それを実験者が輪っかを広げようとします。
そこで、ぱかっと開いたら、それはその被験者の体に合っていない。
反対に強くて、なかなか開かないだったら、それは、被験者に合っているということです。
タバコとか、砂糖とかはぱかっと開きます。
これはあくまでも、目安です。
で、そのクライアントさんと生体反応テストをしようとなったのです。
一番初めにやるのが、何も設定しないでの指の開き具合です。
次にやるのが、被験者が自分の名前を言って、それで、強さを見ます。
自分の名前なので、生体反応は必ず強くでます。
ところが、そのクライアントさん、自分の名前を言っても弱いのです。
えっ??
じゃ、他人の名前を言っても、弱い。
ま、これは当たり前です。
誰からかいただいた、ハンドルネームでやってみました。
バッチリ、強いです。
名前は間違ってないし....。
それから、ポツポツとクライアントさんが話しだしました。
自分の名前が嫌いだと。
よく聞くと、小さい時から体が弱く病気がち、結婚したけれども小さい子を抱えて離婚。
それからシングルマザーで病気の体をおして必死で生きてきて、子供が大人になって、その独身の子供が突然死。
もう、ちっともいいことなかった。
なので、私の名前大っ嫌い。
原因はそれでした!
自分が否定しているから、そんな生体反応が出たのです。
すごいわ、生体反応テスト、と思いながら。
そのクライアントさんに、聞いてみました。
他人から
「あんたのこと大嫌い」、
と46時中、横で大音量で言われてるのを想像してみてください。
ノイローゼになりませんか?
病気になりそうですよね。
それを自分自身でやっているのです。
シングルマザーで体をおして頑張って生きてきて、お子さんを成人させた。
それは、すごい頑張りです。
そんなに頑張ってきたのに、嫌いって...。
本当に、そうだと、クライアントさんは泣いておられました。
私、頑張ってきたんだ...。
気づいてなかったのですね。
これからはまず、自分を認めていきます。
それから、自分を好きになっていきます、と。
生体反応テストから、クライアントさんの心の中が見えてきました。
そら、怒るわ(ーー;)
歯をむいて怒って、飼い主を噛もうとするももにポチっをお願いします。そんな時は死闘です。
クライアントさんが気づいたら、生体反応テストはどうだったのか、するのを忘れました。