新大阪でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella)
いつものように、図書館でぱっと目について
読んだ本なのですが、わかりやすかったので
紹介します。
「思いこみを捨てろ、人生は必ず変わる」
ウォーレン・バーランド著
誰でもエゴを持っている。
エゴとは人間が自分自身に対して勝手に抱いている思いこみ
限界という観念に縛られた心の中の抑圧された一部分だと。
エゴは守ってくれるように思うが実際は視界を狭められ
必要もない苦しみや自意識過剰、罪悪感、不安、恐怖の中に
押し込め、心の中のもっと深い所にいる自分を見えなく
してしまうベールである。
私たちは何かあると、エゴが作った暗くて狭い箱の中(インザボックス)に
閉じこもってしまう。それは、”不安”や”恐怖”を感じると危険や
苦痛から守ろうとして、外の世界から壁をはりめぐらせてしまう。
エゴ(間違った自己イメージ)にとらわれ、箱の中に閉じ込められた
状態にいる時に考える
●不安感
●自分に対する否定的な考え
●自分の能力に対する不信感
●他人から愛されないないのではないかという不安
●人生に負けた、行き詰まったという気持
●他人に対する怒り
●お金の心配
●肉体的な劣等感
このようなことを考えたり、感じたりしたら、それは
あなたがエゴにとらわれ、狭くて暗いはこの中に閉じ込められて
いる状態になっているからである。
まちがった自己イメージにとらわれ、”インザボックス”の状態になってしまう。
その状態になると、エゴが感じている現実をありのままの現実であると
感じ、それを変えることはできないと考える。
自分のエゴから解放されたいと感じると、自分が本物の箱から
抜け出すことを考える。自分は自由であるということだけに
気持を集中する。するとエゴから解放された視点で物事をみることが
できる。
それが、”アウトオブザボックス”の状態。
「たった今、暗くて、狭い箱の中から抜け出したら、
どんなふうに感じるだろう、何をするだろう、
何を考えるだろう」
と、自分に問いかける。
”インザボックス”、”アウトオブザボックス”の事例がわかりやすく、書かれていました。
なんのことはない、ポジティブシンキングやん、と思われるのですが
ちがう点は、行動が伴うことです。
ポジティブシンキングは物事をポジティブにとらえるだけですが、これは
じゃ、こういうふうにしよと、こうやってみよと思えます。
◆なんで、私はいつも
◆私にはまだ無理、できない
◆私のせいだ
◆私に〜さえあったら
◆私には幸せになれるだけの〜がない
こんな気持がでてきたら、”インザボックス”の状態です。
意識して、”アウトオブザボックス”の状態にして
新しい見方、行動をしてください。
原題は「In the box」です。
やってみましたが、簡単に”アウトオブザボックス”の状態で考えられました。
今、どっぷりハマっている感情や出来事を
ちょっと離れて上から見てるような感じです。
なので、感情に左右されることなく、余裕をもって
とらえられます。
”インザボックス”、”アウトオブザボックス”ぜひぜひ、どうなるか
やってみてください。
そうですけど、ケチぶりって(-”-;)
著者のウォーレン・バーランドはアメリカの臨床心理学博士です。
この本は12年前に出版された本です。