新大阪でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella)
アンセラに来て下さった、60代後半の女性の方のお話です。
気持ちがいっぱいいっぱいで、来られました。
聞くと、若い頃から夫に逆らわず、夫がいやがるので、一人で遠くへ行ったこともないし、一人で行けるのは買い物か近所の散歩ぐらい。
例外は夫がよく知っている友人だけで、それも友人が誘ってくれたからと、その理由で出かけることができます。
どうして、夫の言いなりに?と思うのですが、夫が気に入らなければ、暴力が待ってます。
なので、夫に逆らわないようにと、気をつけてきました。
どうして別れなかったか、子どものために、という理由です。
父親が母親に暴力をふるっている場面をみることだけでも、子どもはどんだけ傷つくかという言葉は飲み込みました。
今さら言っても、遅い。
最近は、夫の暴力もおさまっているらしいのですが、それはその人が夫に逆らっていないからかもしれないです。
自分の気持を押し殺し、ずっと生きてきたので、自分のことがわかりません。
例えば、
何が好きですか?好きな物はないです。
何に興味がありますか?何もないです。
どんなことをしていたら、楽しいですか?わかりません。
その質問をして、自分が何もないことに、改めてきづかれました。
子育てはもうずいぶん前に終わってるので、家を出る選択もありますよ、
と言ったら夫が何もできないし、私がいないと、そのへんの出来合いのご飯を食べないと
いけないし...
共依存っていえばそこまでなんですが、そんな目にあっても、まだ何か気になるのですね。
夫婦の関係は複雑です。
離婚しなかった理由は子どものためもあり、逃げても夫が追いかけてるのではないかという恐怖、生活をしていく自信がないとか、夫婦の情愛?、自分自身のちゃんとしなければならない、という気持ち。
一番大きな、ちゃんとしなければならないという自分が持っている信念(なので離婚はできない)にきづかれました。
自分構築のために、自分の好きなことや楽しいことを、まず、みつける。
「夫が」ではなく、「私が」と思う。
それは、難しい...、と。
最後に、これから、夫との関わり方を少し変えてみると、こんな気持がすっきりしたことはなかった、と言って帰られました。
もちろん、今も離れる気はありません、でも、自分のことに気づいたので、前と同じではありません。
自分の気持ちを私に話したことで、整理され、きづきもあり、これから少しずつ変わっていくと思っています。
こういう夫の元で、先のいろんな不安もあるけれど飛び出していくのも強い女性ですし、良いか悪いかはおいといて、その場に踏みとどまるのも、ある意味強い女性でしかできないなと思いました。
結局、女性は強いのねん(^_^)
あの、誤解されたら困るので、言いますけど、それはいつもではないです。
たまにです(^_^ゞ
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その人に、もし私が同じ立場でそのことを相談したらなんて言います?って聞いたら、すぐ別れって言う、って。