フォーカシング

フォーカシングとは

ジェンドリンが考案した方法で、アン・ワイザー・コーネルによって体系化された技法です。

ふだん意識していない、身体の声を聴くということをやっていきます。

フォーカシングってどんなふうにするの?

体のなんとなくとか、特定できないぼんやりとした感覚(フェルトセンス)に、あえて意識を向けていきます。その中で、そのフェルトセンスがどんな感じであるか感じて、表現します。

また、そのフェルトセンスに 何をわかってほしいのか、何が自分に言いたいのか、どうしてほしいのか等の、質問をしていき、フェルトセンスからの答えを待ちます。

実際にしたらどんな感じ?

これは、一例ですが、

例えば、

「肩がなんか重い感じ....」

だったとします。

その肩の重い感じに意識を向けていきます。

その重い感じを表現していきます。

緊張しているなとか、肩にアメリカンフットボールのショルダーパットがのっている感じがする、肩が薄い岩のような感じとか。首も緊張している等。

その体の感覚(フェルトセンス)をしっかり感じます。

そこで、 そのフェルトセンスに質問をしていきます。

どうしたの?

答えが浮かんでくるのを待ちます。

「頑張りすぎ!」

どうしたらいい?

「もうちょっと気を抜いて」

と、フェルトセンスと対話をしていきます。

こうして、気づいてなかった自分自身の身体の声をきいていくやり方になります。

病気や体の疾患の部分と対話するというのも、あります。

※ご相談内容に沿って、その他心理療法と組み合わせてやらせていただきます。