サイコシンセシス
サイコシンセシスはイタリアの心理学者アサジオーリが確立した手法です。
人はそれぞれのいろんな面を持っています。真面目な自分、子供っぽい自分、怠け者な自分、大人の自分、そのいろんな面が自分を形成しています。
それらをサブパーソナリティといいます。
それらのサブパーソナリティはそれぞれ、自分に対して、大切な役目をしています。
そのサブパーソナリティの役目を理解して、まとめていきます。
どんなふうに進めて行くの?
まず、自分にはどんなサブパーソナリティがいるか、確認します。
確認をしたら、それぞれのサブパーソナリティの役割や言い分をきいていきます。
例>
頑張らなければ、と思っているのに、どうもできない、やる気がおきない、という人がいるとします。
この人のサブパーソナリティは、
[頑張り屋の自分]と[やる気のない自分]
です。
(もっとあるかと思いますが、例なので、とりあえずこれだけにします)
で、ここで、これらのサブパーソナリティの声を聞きます。
[頑張り屋の自分]は
頑張らないと事が進まない。
[やる気のない自分]は
いつも頑張っているから、私がセーブをしているのよ。
とそれぞれに、言い分があります。
どちらの声も間違っていません。
その声に気づいて、そのサブパーソナリティを尊重して、折り合いをつけたり、統合していったりするやり方です。
※ご相談内容に沿って、その他心理療法と組み合わせてやらせていただきます。